アトピーや敏感肌の人が脱毛の施術を行う場合には、肌荒れが起こらないように注意が必要です。まず施術の際には、しっかりと肌を保湿することが重要です。脱毛は皮膚に刺激を与えることになるので、ケアを怠ると肌が炎症を起こしやすくなるのです。保湿は施術後だけではなく、施術前も行うようにします。保湿クリームやジェルなどを塗ることにより、脱毛の際の痛みも少なくなり、お肌への刺激も軽減して処理が行いやすくなるのです。施術後は、負担がかかってやや熱を持っているお肌をクールダウンしながら、乾燥しないように潤い成分を補います。ムダ毛処理をした後はお肌が乾燥しやすくなっており、乾燥がさらにアトピーを悪化させることもあるので、しっかりと保湿することが必要なのです。また使用する保湿クリームは、低刺激で天然成分のものが良いでしょう。いつもと違う保湿剤を使うよりも、普段使用しているボディクリームや美容液を使うほうが、体にも慣れていて安心です。
アトピー性皮膚炎の方が、脱毛をしようと思うと、皮膚が弱いのでトラブルが多く想定されます。だからと言って、アトピー性皮膚炎の人は全くできない、というわけではありません。もしも可能であれば、割高ではありますがきちんと医師免許を持った医療機関での脱毛をオススメします。皮膚科が併設されている病院だと安心度は高くなってきます。きちんと医師がカウンセリングを行い、各患者の皮膚の状態に合った施術をしてくれます。一方、エステ脱毛のほうは極端な話をしますと素人でも行えてしまいますので、料金の面では非常に安くなっています。そのぶん効力は弱いですが、皮膚に対する負担も軽くなっています。ただし医療機関が平均4~6回程度であるのに比べ何度も通う必要があります。どちらを選ぶのかはもちろん個人の自由です。料金体系や施術内容、または施設内の様子やスタッフの対応などを前もってインターネットなどで調べておくと安心かもしれません。